第104回全国高校野球選手権大会の決勝に挑む下関国際。
その監督である、坂原秀尚さんに注目が集まっています。
甲子園の決勝戦に挑むチームの監督が炎上だなんて、どういうことか気になりますよね。
この記事では
- 下関国際・坂原監督の失言とは
- 問題発言と炎上したインタビューのへの反応
について調査したいと思います!
下関国際・監督の失言とは?
坂原監督といえばワイテック引退後、自ら売り込んで当時部員不足だった下関国際の監督に就任、並行して東亜大で教員免許取得、本当に一から積み上げてきた情熱家のイメージです。 pic.twitter.com/YU1VTGeexZ
— ちびさま (@ilovewelding09) August 18, 2022
下関国際・坂原監督の失言といわれているのは、過去のインタビューによるものでした。
内容を抜粋してご紹介します。
自主性は指導者の逃げ
インタビューがあった2007年当時、下関国際では朝5時から朝練を行っていたようです。
その朝練は自主的ではなく半強制だったと話していました。
自主的にやるまで待っていたら3年間終わっちゃう。
練習が終わって学校を出るのは21時くらい。本当に遅いときは23時くらいまでやることもあります。
遠征に行っても、大広間で生徒はみんな同じ空間にいるけど、やっていることはバラバラ。練習でもそうです。今の子は連帯感が希薄なんですよね。少しでもそういうのを大事にしていかないと、うちのような弱いチームは他に勝てない。進学校さんはそういうやり方が嫌いだと思いますけど
かなり多くの練習時間を確保していたようです。
またこの「自主性」についても、持論がありました。
自主性というのは指導者の逃げ。『やらされている選手がかわいそう』とか言われますけど、意味が分からない。
朝練は半強制、自主性に頼ったらいつまでも実現しないとはっきり言っていました。
これはやはり高校野球の指導者としてどうなんだ?という感じですよね。
ライバル校を名指しで批判
当時の甲子園対戦校であるライバル校を名指しで批判したこともありました。
そういう学校(自主性をうたう高校)には、絶対負けたくない。
実は東筑(福岡の進学校で今大会に出場)さんとは前任の監督のときに合同練習をしたことがあるんですけど、うちの練習を見た監督から『やってて意味がない』と言われたんです。
(下関国際のように)きついことはしていない。賢い子も『意味がない』と、すぐに言うでしょ?
今回の県大会で宇部・下関西と、進学校に当たったので、普段練習してないだろうと思って、思いっきり長い野球をやっちゃろうと。ボールも長い時間こねて、牽制もバンバン投げて。七回になったら向こうもヘトヘトでした。
僕ね、『文武両道』って言葉が大嫌いなんですよね。あり得ない
ライバル校の名前を出して、はっきりと批判しています。
しかも『文武両道はあり得ない』と、かなり鋭い発言までありました。
また、次にご紹介する「かき氷」発言でも、対戦相手であった三本松高校の名前を出していました。
かき氷・携帯・買い食い禁止
坂原監督はかなり厳しすぎるルールを設定していたようです。
その内容がこちら。
三本松さんの選手、甲子園(球場)でカキ氷食ってましたよ。うちは許さんぞと(笑)。
僕らは水です。炭酸もダメ。飲んでいいのは水、牛乳、果汁100%ジュース、スポーツドリンクだけ。買い食いもダメ。
携帯は入部するときに解約。3日で慣れますよ。公衆電話か手紙でいいんです
かなり厳しいですよね。
下関国際が「かき氷国際」と揶揄されることになったのはこの発言からでした。
運動系の部活で炭酸がダメというのは昔よく聞きましたが、携帯も解約させるとは。
インタビュアーには「昭和の野球ですね」と言われましたが、それに対する回答はこちら。
他校の監督さんは『楽しい野球』と言うけど、嘘ばっかり。楽しいわけがない。
僕は現役のとき、日々の練習で野球が楽しいと思ったことはなかった。『楽しく』という餌をまかないと(選手が)来ないような学校はちょっと違う
厳しすぎるようですが、坂原監督はこういった考えが根本にあって下関国際の野球を強くしてきたんだなと感じます。
(発言内容の引用元:週刊ゲンダイ 「文武両道あり得ない」下関国際・坂原監督が野球論語る)
下関国際・監督はインタビューの問題発言で炎上?
夏が終わった選手との記憶に残る会話を公開。下関国際の強さの一端が表れている。
Q:大観衆に呑まれ無いのは何故?
A:監督の顔しか目に入らないので
Q:練習は何が一番キツかった?
A:800mタイム走。
Q:試合に平常心で臨めるのは何故?
A:監督を信じてるから
Q:試合での一番の喜びは?
A:監督の笑顔です pic.twitter.com/3xlGC1yRec— jobin33375 (@jobin33375) August 21, 2022
失言・問題発言といわれたのは2007年のインタビューでのものでした。
ネット上ではかなり多くの批判の意見が飛び交い、炎上しかけるという事態に。
坂原監督の問題発言に対する世間の反応をご紹介します。
学校名具体的に挙げて口撃してるのはどうなのよ
その後の人生考えたら教育的にはマイナスじゃない?
自主性をそんな憎む理由がわからんわ
坂原監督の意見はやはり極端なので、受け入れられないという人が多かったようですね。
ただ、選手である球児からの信頼は厚いようです。
発言だけを見ると極端な意見にも思えますが、坂原監督にはもっと深い考えがあるのでしょう。
下関国際・監督の失言とは?インタビューの問題発言で炎上?まとめ
明日の決勝に向けて2分で下関国際のチームがわかる動画を作ってみました✨
全国の高校野球ファンの方、ぜひ明日の試合までに見ておいて損はないと思います⚾️#下関国際#甲子園 pic.twitter.com/iDVxgukXGV— 甲子園ボーイ (@vMEn0R1RUgzR7We) August 21, 2022
いよいよ甲子園の決勝戦にまでのぼり詰めた下関国際。
坂原監督の厳しい指導の背景には、かなり強い考えがありそうです。
インタビューの回答内容は、受け取り方によっては失言・問題発言と言われそうですね。
一部で炎上したというのも頷けます。
以上、下関国際・監督の失言とは?インタビューで問題発言があった?をお届けしました。