最近は、ネットで子供靴を購入するお母さんも多いですよね。
「届いたものを履かせてみたらサイズが大きすぎた」
「大きい靴を履かせるのに痛くない対処法はないだろうか」
「なんとかサイズ調整して履かせたい!」
今回はそんな悩みをもっているお母さんに、子供靴が大きい時の対処法をご紹介します。
また、購入後でも痛くないサイズ調整の方法についてもお伝えします!
子供靴が大きい時の痛くない対処法は?

わが子に似合うだろうと思い購入した子供靴が、実際の足のサイズよりも大きくて困ったという経験をしたお母さんもいるのではないでしょうか。
また、サイズアウトしてすぐに履けなくなるのが嫌だからと、つい実際のサイズよりも大きい靴を購入してしまうなんてこともありますよね。
そんな時、どうしていますか?
実はサイズの大きい靴でも足が痛くならない対処法は、いくつかあるんです。
インソール
子供靴が大きい時に簡単にサイズ調整可能なのが、インソールです。
インソールとは、いわゆる靴の中に敷いて使用する中敷きのことをいいます。
今はスーパーやホームセンター、100均でも売っているので手軽に購入することができますし、ネットでも簡単に手に入ります。
インソールのいいところは、足に合わせて誰でも簡単にはさみ1つでサイズ調整が可能なところですよね。
ただ、インソールといっても様々な種類があります。
クッション性のある柔らかく分厚いものや少し硬めのもの、薄っぺらいテープで貼り付けるようなもの。
また、つま先まである長いものや半分のサイズのものなど種類が豊富です。
しかし、値段もピンからキリまであるため、正直どれを選んだらいいか悩んでしまいますよね。
そんな時はできれば、靴屋さんで直接店員さんに選んでもらい購入するのがおススメです。
靴屋さんであれば、足のサイズ調整からその子に合った正確なものを選んでくれるので安心できますよ。
インソールは、少し厚みのあるクッション性の高いものを選ぶのがいいようです。
具体的には、かかと部分が0.5㎝ほど厚みのあるクッションインソールがサイズ調整にもいいようですね。
理由としては、以下のことが挙げられます。
・足の形をキレイに整えてくれる
・足裏のアーチを適正に保ってくれる
・かかと部分が少し高い分、靴が脱げにくく歩行が安定しやすい
これなら、確実に足への負担を減らし、痛みを軽減してくれるので安心できますね。
使用方法も簡単で、元から入っているインソールとカットした新しいインソールを差しかえるだけで済むようです。
しかし、柔らかすぎるものや子供の足に合っていないようなものを選んでしまうと、逆に歩行が安定しなくなるなどのデメリットもあるようで注意が必要です。
サイズ調整も可能で、足も痛くなりにくいインソールをぜひ探して試してみてくださいね。
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つま先クッション
つま先クッションもインソールと同じく、100均やネットでも簡単に購入することができます。
つま先クッションは、靴のつま先部分に入れて使用するものです。
パンプスやヒール時のつま先の保護に使用する場合が多いですが、大きい靴のサイズ調整にももちろん使用できますよ。
子供靴が大きい場合かかとに合わせて靴を履くと、どうしてもつま先部分にすき間ができてしまいますよね。
こういう場合に、つま先部分にクッションを詰めることで、前滑りを防いで靴のかかと部分がずれないようにできるんです。
柔らかい素材でできているので足も痛くなりにくいですし、子供靴のサイズ調整にも役立つアイテムの1つです。
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かかとクッション
かかとクッションは、靴のかかと部分に貼り付けて使用するクッションです。
靴とかかと部分の隙間を埋めてくれるので、靴が脱げにくくなります。
大きいサイズの靴を履いていると足がずれるので、どうしても靴擦れを起こしてしまい痛くなりますよね。
かかとクッションは靴擦れ防止にもなり、靴も脱げにくくなります。
子供靴が大きい時のサイズ調整に、是非かかとクッションも使用してみてくださいね。
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紐できつく結ぶのは要注意!
靴のサイズが大きいと、靴の紐をきつく結んで調整したくなりますよね。
もちろん、紐がゆるすぎるのもいけません。
しかし、きつく紐を結ぶことで靴も壊れやすく、足にも悪影響があるようです。
靴紐をきつく結ぶことで、紐が足の甲に食い込むように当たり痛みが出ることがあります。
また、靴紐がきつすぎると足首が固定されてしまい、痛みだけではなくしびれを起こす人もいるようです。
特に子供は骨が柔らかく影響を受けやすいので、きつく結びすぎないように気を付けましょう。
サイズの大きい靴を子供に履かせるとどうなる?

子供ってすぐに足が大きくなりますよね。
きっとすぐ履けるようになるのに、わざわざ買い替えるのは勿体ない!と思うかもしれません。
無理に大きい靴を子供に履かせたらどうなるのでしょうか?
サイズが大きい靴を履かせるリスク
サイズが大きい靴を履かせると様々なリスクがあります。
まず、身体の重心が前の方へとかかります。
その結果、
- ケガをする危険性がある
- つまづきやすくなる
- つま先への負担がかかり、指の変形につながる恐れがある
- 足裏のアーチが崩れる
- からだ全体のバランスが崩れる
- 足や腰への負担が大きく、疲れやすくなる
- 足を引きずって歩くようになり、靴が壊れやすい
こんなにもたくさんのデメリットが!
個人差にもよりますが、身長は小学校入学時から15歳頃までの間に約30㎝伸びると言われています。
そして身長が伸びるのに伴い、足のサイズも3歳頃から15歳頃までの間に1年で約1センチずつ大きくなると言われています。
足のサイズが1年で1㎝も大きくなるだなんて、子供の成長は本当に早いですよね。
子供のころは、心や脳だけでなく身体的にもまだ成長段階です。
小さい時から、足のサイズにしっかり合った靴を履かなければ子供の成長に悪影響を及ぼすことになりかねません。
サイズが大きい靴を履いた時の子供の足の発育
子供の骨は大人と違って、とても柔らかいです。
まだ完全に身体が成長しきっておらず、軟骨成分の割合が大人より多いそうです。
そのため、サイズの大きい靴を履くと、指が安定せず指の骨が変形してしまう恐れがあるんだとか。
また、靴が脱げないように足の指に力が入るため、偏平足になることも。
そして、姿勢も悪くなり歩行も安定しなくなるようです。
更には、指の変形により、運動能力の低下や身体の成長にも影響が出ることがあるともいわれています。
こわいことばかりですよね。
やはり、子供のころから正しい靴選びがどれだけ大事かがわかりますね。
子供靴が大きい時の対処法は?購入後でも痛くないサイズ調整を教えます!まとめ

子供靴が大きいときの対処法をまとめます。
- 靴の中にインソールを敷く
- つま先部分の隙間につま先クッションを使用し、つま先を保護する
- かかとパッドを使用すると、崩れ防止やサイズ調整ができる
- 靴ひもを強く結ぶと足首に痛みやしびれが出てくる可能性がある
子供の靴はデザイン重視ではなく、その子の足に適した靴選びが重要ですね。
今回は、子供靴が大きい時の対処法と購入後でも痛くないサイズ調整についてご紹介しました。