狸が主役のジブリ映画、平成狸合戦ぽんぽこ。
実は放送禁止という噂があるのはご存じですか?
悲しい内容や怖いシーンがあるからかもしれないですよね。
今回は、平成狸合戦ぽんぽこが放送禁止の理由なぜ?悲しい・怖い都市伝説を調査!と題してお届けします。
平成狸合戦ぽんぽこが放送禁止の理由なぜ?
平成狸合戦ぽんぽことは、平成6年にスタジオジブリが作成したアニメ映画です。
ジブリと言えば、『となりのトトロ』や『魔女の宅急便』など、かなり昔の作品も再放送されています。
それに比べたら『平成狸合戦ぽんぽこ』は再放送されないですよね。
作品の人気にもよるのかもしれませんが…。
放送禁止という噂の真相を調査したので、みてみましょう。
金曜ロードショーの再放送や視聴率
平成狸合戦ぽんぽこは今までに9回放送されいます。
放送日と視聴率がこちらです。
- 1995年10月6日放送:19.2%
- 1998年3月13日放送:17.8%
- 2000年2月25日放送:17.5%
- 2002年10月18日放送:14.4%
- 2004年8月27日放送:13.0%
- 2006年11月10日放送:11.4%
- 2013年7月12日放送:13.2%
- 2015年8月28日放送:7.3%
- 2019年4月5日放送:6.0%
(ジブリのせかい https://ghibli.jpn.org/news/pompoko-tv-2/)
初回の放送から、どんどん視聴率が下がっていますね。
最後の放送2019年4月5日は、平成最後の年、最後の月でした。
平成から令和へ変わることの記念として、『平成狸合戦ぽんぽこ』が放送されたんだとか。
最低視聴率になってしまうとは、残念ですね…。
回数は少ないですが、再放送はされていました。
どうやら放送禁止ではないようですね。
放送禁止と噂になったのは、視聴率が低く、あまり再放送されないことが理由かもしれないです。
理由①金玉問題
作品の中では、狸の金玉の描写が多く、それも放送禁止と噂されるようになった原因かもしれません。
玉袋を広げて飛ぶというシーンもあります。
子供心はくすぐられるかもしれませんが、親から苦情が来そうな内容ですね。
かなり印象的に狸の金玉が描かれているのですが、ここまで狸の金玉を印象的にした映画も少ないですよね。
理由②放送禁止用語問題
やはり、『金玉』や『玉袋』などは放送倫理的によくないような気も…。
ジブリ作品で、タイトルも『平成狸合戦ぽんぽこ』という可愛らしさも感じるようなタイトルからは想像ができない内容だったのかもしれないですね。
理由③マック問題
狸たちが会議中に、マックのハンバーガーを食べるシーンがあります。
モスやロッテリアではなく、マックだったのは、時代背景を象徴するものだからという意見もあるようです。
大量生産・大量消費・大量廃棄という平成時代の風刺もあるのではないでしょうか。
実際にハンバーガーが登場するシーンでは黒いポリ袋に入れられたハンバーガーが出てきます。
大量破棄への皮肉を表しているとも言えるかもしれないですね。
マクドナルドという具体的な企業名を出しているので、マックやハンバーガーへのマイナスな事は一切描かれていません。
狸たちはハンバーガーが気に入って、奪い合うように食べるシーンが印象的です。
平成狸合戦ぽんぽこは悲しいし都市伝説が怖い?
平成狸合戦ぽんぽこが放送禁止と噂される真相についてみてきました。
実は、放送禁止という噂の他にも都市伝説があるようです。
都市伝説を調査したのでご紹介します。
まずは、簡単なあらすじからどうぞ。
あらすじと最後を簡単に!
簡単なあらすじをご紹介します。
昭和40年代、多摩丘陵には多くの狸が住み着いていました。
しかし、戦後の日本は産業革命により様々な変化が…。
人口が爆発的に増え、人間は狸の楽園に多摩ニュータウンを開発する計画を始めたのです。
森が伐採されていくにつれ、多くの狸たちが住処を失っていきました。
残された資源を巡り、とうとう狸同士の争いに発展してしまいます。
そこで、狸同士の争いは止めてニュータウンの開発を中止させようという提案が持ち上がったのです。
工事用のトラックをひっくり返したり、怪談話を流したりして人間を怖がらせ、一時的に工事を中断させることに成功しました。
しかし、長くは持たず、新しいスタッフがやってきて工事はすぐに再開されます。
落ち込む狸たちの元へ長老狸がやってきて『妖怪大作戦』という作戦を立て始めました。
狸たちは変化能力を特訓し、妖怪へと姿を変えられるようになります。
とうとう作戦当日、妖怪の姿で人間界を百鬼夜行したのです。
しかし、人間は恐れるどころかエンターテインメントとして捉えてしまいます。
全く思い通りにならず呆然とする狸たちに、キツネが救いの手を差し伸べました。
キツネたちは、狸と同じ変化能力を持っており、それをうまく活用し人間界に適応していました。
狸たちも自分たちように『人間に化けて人間界で生活していけばいい』と提案するのです。
訓練しても完璧に変化ができなかった狸は里に残り、変化に長けた狸たちは人間界に紛れて生活を送るようになりました。
そして、彼らは定期的に集まり酒を飲みかわしながらかつてのようなひと時を楽しむのでした。
そして最後に画面に向かって、ぽん吉がこう問いかけます。
「開発が進んでキツネやタヌキが姿を消したって、あれやめてもらえません?」
「そりゃ確かにキツネやタヌキは化けて姿を消せるのもいるけど。」
「でもウサギやイタチはどうなんですか?自分で姿を消せます?」
死亡の描写が怖い
妖怪大作戦で人間に敗れた狸たちが死んでいくのですが、描写がリアルの狸で怖いです。
「トホホ、人間にはかなわないよ」と狸のキャラクターが死んで、そのあとには、何匹もの狸の死骸が転がっているシーンでは、リアルな狸の姿になっています。
基本的には作品中は狸のキャラクターなので、死んで本物の狸に戻ってしまったような、そんな印象もありますよね。
アニメから一気に現実感が出るので、怖いと感じる人もいるのではないでしょうか。
実は反戦アニメという都市伝説も
日本とアメリカの太平洋戦争と同じ状況を表しているという都市伝説があります。
アメリカとの力の差があることを分かっていた日本。
戦わなくても負け同然、でも戦うという選択を迫られた日本はアメリカに戦いを挑みます。
住処を奪われた狸が人間に戦いを挑む姿に重なるものがありますね。
平成狸合戦ぽんぽこが放送禁止の理由なぜ?悲しい・怖い都市伝説を調査! まとめ
平成狸合戦ぽんぽこが放送禁止と言われる理由についてみてきました。
悲しかったり少し怖いシーンもありますが、放送禁止ではないようですね。
都市伝説もあったとは驚きです。
以上、平成狸合戦ぽんぽこが放送禁止の理由なぜ?悲しい・怖い都市伝説を調査!でした。