プリキュアアニメでは、改心して敵から味方になるキャラクターがたまに登場しますよね。
俗にいう、悪役キャラの光堕ち。
敵から味方への変化は初めこそ驚きがありましたが、現在のプリキュアシリーズでは定番となりました。
今回の記事では、そんな改心した悪役キャラクターたちを一挙にご紹介!
過去には果たしてどんな光堕ちキュア、キャラたちがいたのでしょうか?
プリキュアで敵から味方になった光堕ちキュアは?
敵から味方への改心という展開は、見ていてとてもドラマチックですよね。
まずは光堕ちしたプリキュアたちからみていきましょう!
キュアパッション
まず1人目はキュアパッション。
2009年放送『フレッシュプリキュア』に登場したキャラクターです。
光堕ち前は、闇の団体ラビリンスの三幹部の一人、イース。
友達としてラブ(キュアピーチ)に近づきながら、プリキュアたちを倒そうと目論んでいました。
しかし、一緒に時を過ごすうちに、イースの気持ちに変化が。
結局正体がバレて、キュアピーチとの戦いの中で一旦は寿命で倒れます。
しかし妖精アカルンの導きによって、イースはキュアパッションとして生まれ変わったのでした。
キュアビート
2人目の光堕ちキュアはキュアビートです。
キュアビートは、『スイートプリキュア』に登場するプリキュアの1人。
変身前の姿セイレーンは、マイナーランドの歌姫として名前を馳せていた猫の妖精。
自分の代わりに「幸福のメロディ」の歌唱役に選ばれた、親友のハミィに嫉妬心を持つようになっていました。
それからというもの、トリオ・ザ・マイナーの一員として、プリキュアにちょっかいを仕掛けていたセイレーン。
しかし第21話で、ハミィのセイレーンへのまっすぐな本心に心打たれ、悪の心から解放されます。
そしてキュアビートへの変身能力を手に入れたセイレーン。
人間界で、プリキュアの仲間たちと一緒に戦うようになりました。
キュアスカーレット
キュアスカーレットも敵から味方になったプリキュアの1人。
かつての闇の勢力、ディスダークの首領の娘トワイライトでした。
実はその正体は、幼い頃ディスダークへ連れ去られたホープキングダムのお姫様。
残念なことに、汚れたブラックキーのせいで、トワイライトはブラックプリンセスに変身してしまいます。
しかしカナタたちの協力によって、ブラックキーは本来の変身アイテムドレスアップキーとしての力を取り戻しました。
4人目のプリキュア、キュアスカーレットとして覚醒したトワイライト。
覚醒後は、幼い頃からの夢であったグランプリンセスを目指し、故郷の兄を救うために戦うのでした。
キュアフィナーレ
最後にご紹介するプリキュアは、『デリシャスパーティ♡プリキュア』のキュアフィナーレ。
光堕ち前は、ブンドル団の一員、ジェントルーとして世界のすべての料理を独り占めすべく悪事を働いていました。
プリキュアの活躍によって仮面が破壊されたことで、ジェントルーは光を取り戻します。
「昨日食べたものが今日の自分を作る。今日食べたものが明日の自分を作る。」
この、ゆい(キュアプレシャス)のおばあちゃんの言葉に感化され、ついにキュアフィナーレに変身!
苦しみながらも、最終的には本来の自分を取り戻すことができました。
プリキュアで敵から味方に改心した悪役キャラは?
次に、プリキュアシリーズで改心した悪役キャラたちをご紹介します!
敵キャラの光堕ちの瞬間は、プリキュアアニメの展開には欠かせない要素。
一体どんな「元」悪役たちがいたのでしょうか?
満と薫
満と薫は、『ふたりはプリキュア Splash☆Star』に登場した双子の姉妹。
敵陣営ダールフォールの長アクダイカーンのしもべとして、空の泉を支配していました。
プリキュアである咲と舞に接近して、彼女たちの弱点を探していたのです。
ですが、彼女たちの心の温かさに触れたことで、人間的な優しさを持つように。
最後の決戦では、最後までアクダイカーンを説得しようとしました。
ボスであるアクダイカーンが戦いに負けてしまったことで、一度は消滅しかけてしまいますが、なんとか一命は取り留めます。
平和になった世界では、咲と舞と一緒に、幸せに暮らすのでした。
キュアミラージュとキュアテンダー
次に紹介するのは、キュアミラージュとキュアテンダー。
どちらも『ハピネスチャージプリキュア!』に登場したキャラクターです。
キュアミラージュは300年前、「巨大な悪」を封印したプリキュア。
しかし長い年月の中で、黒い鏡の精ディープミラーに操られ、いわゆる「闇堕ち」してしまっていました。
第43話で洗脳から解かれたキュアミラージュ。
以降は正義の味方として仲間のプリキュアと一緒に戦うのでした。
実は、キュアテンダーもそんな洗脳されていたプリキュアキャラのひとり。
プリキュアハンターファントムに敗れ、プリキュア墓場で長らく眠っていたキュアテンダー。
敵キャラミラージュ(キュアミラージュとは別物)によって、悪の力で解放されてしまいます。
ですが最終的には、プリキュアたちによって元の記憶と姿を取り戻しました。
このように、プリキュアには闇堕ちした後に力を取り戻すといった展開も数多くあります。
プリキュアアニメは本当に奥が深いですね〜。
クライアス社
お次に紹介するクライアス社は、『HUGっと!プリキュア』の敵組織。
「暗い明日(=クライアス)」なんて、なんとも陰気な名前ですね…。
彼らの目的の一つは、人類の未来を抹消すること。
「時間が止まる事で人類は一切の活動をする事がなくなり、過去の幸せな思い出に永遠に浸り続けられるから」という言い分でした。
そんな強敵のクライアス社ですが、こちらもまたプリキュアの説得によって改心します。
最終回直前で社員たちはなんとプリキュアに変身。
未来から来たクライシス社の社員たちは、元いたところへ皆戻っていくのでした。
あとまわしの魔女と子分
最後にご紹介するのは、あとまわしの魔女と子分。
こちらは『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の敵勢力です。
海生生物をモチーフにした構成員は今までの敵キャラたちと少し違う雰囲気がありました。
プリキュアのシナリオを務めた横谷昌宏さんによると、敵キャラの邪悪さによってアニメの「話を重く」したくなかったのだそう。
侵略のやる気のない、仲間うちで和気あいあいとした敵キャラの設定は異色ですよね。
ダイナミックな光堕ち展開ではなかったものの、最後はラスボス以外は改心するというほんわかとしたハッピーエンドとなりました^^
プリキュアで敵から味方になった光落ちキュアは?悪役改心のキャラもご紹介!まとめ
以上、敵から味方に改心した歴代の悪役たちをまとめてみました!
いかがだったでしょうか?
ひとことに光堕ちといっても、いろんな設定や展開があって驚きですね。
プリキュアがファンの心をとらえて離さないのは、そういったストーリーの奥深さも理由にあるのかもしれません。
これからのシリーズでも、どんな光堕ちキャラが出てくるのか楽しみですね♪
以上、プリキュアで敵から味方になった光堕ちキュアは?悪役から改心キャラも!でした。